【1歳半～】絵探しもできる乗り物＆動物絵本『キッチンカーです』（オームラトモコ）

絵探しが楽しめる絵本。

乗り物や動物がたくさん出てくる絵本。

親子の会話がはずむ絵本。

ごっこ遊びが楽しめる絵本。

この全部が1冊で楽しめる絵本、知っていますか？

今回は、『キッチンカーです』という絵本を紹介します。

この絵本は物語を楽しむのはもちろん、絵探しやごっこ遊びなど、さまざまな楽しみ方ができます。

ここでは

①絵本の作者・オームラトモコさんの紹介

②絵本『キッチンカーです』の紹介

③年齢別・絵本の楽しみ方５選

を、すべてお伝えします。

絵本作者・オームラトモコ

オームラ　トモコ（おーむらともこ）

東京都生まれ。パレットクラブスクール卒業。第三回ピンポイント絵本コンペ最優秀賞受賞。『なんのぎょうれつ？』で2011－2012フランス・ノールイゼールこどもが選ぶ文学賞（幼児の部）／2014スウェーデンピーターパン賞受賞。ほか作品に『なんのじゅうたい？』『こんできました』『すやんこすやんこおやすみなさい』など

絵本ナビ　著者プロフィール　オームラトモコより引用

イラストレーターであり、絵本作家でもあるというオームラトモコさん。

動物や生き物を描いた絵本が特に人気で、『なんのぎょうれつ？』シリーズが有名です。

そんなオームラトモコさんの絵本の中から、今回私が紹介したいのが『キッチンカーです』です。

絵本『キッチンカーです』

こちらは2024年2月に発売された絵本です。

教育画劇の書籍紹介ページでは、対象年齢は３・４歳～とされています。

ですがこの絵本、出会った当時1歳半だった息子がドはまりしたのです！

作者のオームラトモコさんがイラストレーターということもあり、彩りよくはっきりと描かれたイラストが目をひいたようです。

ページを開いて一目見た時から、息子は絵本にくぎ付けでした。

年齢問わず夢中になれる『キッチンカーです』ですが、物語はもちろん、絵本の楽しみ方もたくさんあります。

絵本の楽しみ方

では、私が実際に息子とどんなやりとりをしながらこの絵本を楽しんでいるのか？

絵本の対象年齢とされている3歳ごろにはどんな楽しみ方ができるのか？

ここからは親子でやってみたい「絵本の楽しみ方」を5つ紹介します。

参考までに年齢別に書いていますが、お子さんの成長に合わせて自由に楽しんでくださいね。

【1歳半～】乗り物を楽しむ

次々と現れる乗り物に注目！

定番のキッチンカーはもちろん、パトカー、消防車…など。

ページをめくるたびにワクワクが止まりません。

見開きいっぱい使って大きく描かれているので、お子さんの目を引くこと間違いなし！

乗り物好きなお子さんは特に夢中になれると思います。

また、オームラトモコさんのイラストは細部まで丁寧に描かれているのも特徴です。

ダイナミックかつリアリティあふれるイラストで、乗り物絵本として楽しんでみましょう。

【1歳半～】食べ物を楽しむ

1歳半頃になると、少しずつおままごとのようなごっこ遊びができるようになってきます。

息子もおままごとが大好きで、食べ物の絵本を見ると食べ真似をして楽しんでいます。

そんな子どもたちにも、この絵本がぴったりです。

ハンバーガー、おむすび…など、子どもたちが好きな食べ物がたくさん登場します。

「おいしそう！」「どれが食べたい？」と会話を楽しんでください。

【２歳～】お店屋さんごっこを楽しむ

本格的におままごとができるようになってきたら、お店屋さんごっこをしてみましょう。

お子さんの好きなキッチンカーを選んでページを開きます。

「いらっしゃいませ」「ご注文は何にしましょうか？」など、店員さん気分を楽しみましょう。

さまざまなキッチンカーが登場するので、日替わりでお店屋さんごっこを楽しむのもいいですね。

店員さんとお客さんの役割を交代しながら、親子遊びを楽しんでください。

【2歳～】絵探しを楽しむ

オームラトモコさんのイラストは、車、動物、食べ物…など、細部までこだわって描かれています。

ページいっぱいににぎやかに描かれているので、絵探しして遊ぶのにもぴったり！

「たらこのおむすびはどこ？」

「かえるは何匹いる？」

「〇〇を食べている動物は？」

…など、問題を出し合いながらイラストをじっくり楽しみましょう。

【3歳～】オリジナルキッチンカーを考える

想像力がどんどん育つ3歳ごろには、オリジナルキッチンカーを考えてみてはいかがでしょうか？

「どんな車にする？」

「何の食べ物がいいかな？」

「どんな動物がお店を開いているのかな？」

…など、お子さんの想像がふくらむように会話してみてください。

まとめ

オームラトモコさん作『キッチンカーです』の簡単紹介と、その楽しみ方をお伝えしました。

一冊で何通りも楽しみ方が考えられる、素敵な絵本です。

そして、息子のように1歳ごろのお子さんから、3歳、4歳ごろのお子さんまで、幅広い年齢の子どもたちが楽しめる絵本です。

ぜひ一度手に取ってみてください。

オームラトモコさんの美しく、楽しいイラストの数々にも注目です！