「KATAMINO(以下、カタミノ)」というボードゲーム、知っていますか?
フランス生まれの知的パズルゲームです。
”知的パズルゲーム”なんて聞くと、ちょっと難しく感じるかもしれませんね。
でもこのカタミノ、対象年齢3~99歳なのです。
私が初めてカタミノに出会ったのは20台後半でしたが、少し遊んだだけでドはまりしました。
以前わが家に遊びに来た友だちのお子さん(当時4歳)も、このカタミノで遊んでいたのですが、かなり楽しかったそうで、帰宅後即購入したそうです。
この記事では、そんな大人も子どもも夢中にさせてしまうパズルゲーム・カタミノを紹介します。
定番の遊び方はもちろん、2人遊びや応用遊びも紹介します。
・家族で楽しめるオススメの知育玩具が知りたい
・カタミノってどんなものが知りたい
・カタミノの遊び方が知りたい
カタミノって、どんなもの?
それでは、カタミノについて紹介します。
このあとにもお話しますが、カタミノは3歳から遊べるボード&パズルゲームです。
指先と頭をフル回転で動かしながら楽しみます。
小さいうちからこういう遊びをしていると、伸ばせる力がたくさんあります。
・じっくり物事を考えられる
・集中力がつく
・図形・空間認知力が育つ
このように、さまざまな面での成長が期待できます。
カタミノのハンドブックでは、なんと1歳からカタミノに触れることをおすすめされています。
カタミノは前頭前野の発達を促すのにぴったりだそうです。
では、実際にどのような中身なのか?
遊び方はどんな方法があるのか?
ここからは中身の紹介と基本の遊び方をお伝えします。
わが家のカタミノは、約5年前に購入したものです。
もしかしたら、現在販売しているものとパッケージや内容に違いがあるかもしれません。
あらかじめご了承ください。
中身の紹介
こちらがカタミノの実物写真です。
箱のサイズは、およそ31×19×5(㎝)です。
わが家は箱を本棚に立てて置いているので、さほどスペースも取りません。
対象年齢は3~99歳と、幅広い年代の方に楽しんでいただけます。
一度に遊べる人数は、1~2人です。
箱の裏側には、遊び方の説明が書かれています。
中には付属の問題集と楽しみ方ハンドブックが入っています。
「問題集ってどういうこと?」と思うかもしれませんが、それはこの後の遊び方でお話します。
こちらがカタミノ本体です。
積み木のような、カラフルな、そして形が様々な木製のピースが入っています。
ボードのサイズは、およそ30×14×1(㎝)です。
基本の遊び方
では、ここからは基本の遊び方を紹介します。
カタミノは、先ほどの問題集を見ながら遊びます。
まずはレベル3に挑戦します。
この表を見ると、レベル3にはA~Gまでの7問あります。
まずはAに挑戦するので、表を見て必要なピースを用意します。
ボードもあわせて用意します。
レベル3に挑戦するので、スライダー(仕切り)の位置を3に持っていきます。
この仕切りで作られた5×3マスの中に、先ほどの3つのピースを入れます。
試行錯誤しながら入れてみると、このようになりました。
これでレベル3-Aはクリアです。
3-Aがクリアできたら、次は3-B,3-C…と続けます。
レベル3がクリアできたら、次はレベル4に挑戦。
レベル4は1列増えます。
このように、どんどん問題に挑戦して、レベルアップを目指します。
「こんなの簡単!」「大人でも楽しめるの?」なんて思った方ご安心ください。
レベルが上がるにつれて、問題数も増えていきます。
この問題集には、全500問が掲載されています。
ちなみに、1つの問題に何通りもやり方があるため、問題集に答えは載っていません。
自分で答えを見つけるまで、何度も挑戦するのがカタミノの醍醐味です。
試行錯誤して、ピースがぴったりはまった時の爽快感は格別です!
さまざまな遊び方
基本の遊び方を見て、「これ、3歳でもできるの?」と思った方もおられるかもしれませんね。
でも、ご安心ください。
このカタミノには、他にもさまざまな楽しみ方があります。
ここからは、付属のハンドブックに掲載されている遊び方の一例を紹介します。
積み木としても遊べる
カタミノは積み木としても遊べます。
まずは初級編。重ねるだけでOK!
縦横など何も気にせず、好きな向きに重ねてみましょう。
これなら3歳よりも早い年齢からカタミノに触れて遊べそうです。
小さいお子さんは誤飲やケガがないよう、大人の方と一緒に楽しんでくださいね。
次は中級編。
なるべく高く積むように、ピースを立てて積んでみましょう。
各ピースの形がいびつなので、これだけでも結構難しいです。
最後に上級編。
青の直線ピースを下に、次に水色の直角ピースを置き、その上に残りの12ピース全てを積み上げます。
これは大人がやっても盛り上がります!
わが家も夫と二人で高さ競争をしましたが、大盛り上がりでした。
何の形に見えるかな?
付属の問題集には、このようなページもあります。
この例を参考に、さまざまなピースを組み合わせて、いろいろなものを作ってみましょう。
自由な発想で、ここには載っていないものもたくさん作ってみてくださいね。
どの形がはまるかな?
カタミノの醍醐味、パズルゲームを楽しみたいお子さんは、こんな遊びからスタートしてみてはいかがでしょうか?
大人の方が問題を作り、お子さんが空いている部分に入るピースはどれかを考える、というものです。
パズルに興味を持ち始める年齢のお子さんにおすすめです。
ちなみに、冒頭でお話した私の友だちのお子さん(当時4歳)も、この遊びをしていました。
夢中になってピースを選んでいましたよ。
まずは1つから。
慣れてきたら、2つ、3つ…と、はめるピースの数を増やしてみましょう。
立体を形づくろう
これは、平面(2次元)から立体(3次元)を構成する、という遊びです。
付属のハンドブックに平面のイラストが載っているので、それを見て立体をつくります。
12個すべてのピースを使うと、全部で3940通りもの直方体が作れるそうです。
平面から立体への視点・思考の移行は、小学校以降の算数の学習にも役立ちます。
遊びながら算数の力が身につくなんて、嬉しいですね。
2人で競争
最後は2人での遊び方を紹介します。
まずはスライダーを真ん中に置き、ピースを用意します。
ピースは、茶色と赤色のブロックは決まっていますが、あとは自由。
お互いに一つずつ好きなピースを選び、5個ずつ持ちます。
準備ができたら、用意スタート!
先にすべてのピースをはめた方が勝ちです。
茶色と赤色のブロックさえ持てば、あとはどのピースを使ってもはめることができます。
これ、対戦ということもあって、夢中になりますよ。
まとめ
パズルゲーム・カタミノを紹介しました。
一人で、親子で、おじいちゃんおばあちゃんと…と、幅広く、たくさんの方が楽しめるのが最大の魅力です。
Amazonのレビューなどを見ていると、「かなり難しくて挫折した」と言うコメントもありました。
たしかに、思っているよりも結構難しいです。
ちなみに、私はレベル5からもう厳しいかな…というぐらいでした(泣)
でも、ちょっとした息抜きに楽しめたり、問題を解く以外の遊び方で夫と一緒に遊んだりして、今でも楽しんでいます。
息子が積み木で遊べるようになったら、もちろん一緒に遊ぶ予定です。
年代問わず夢中になれるカタミノ。
おうち時間に家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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