子どもと一緒に過ごす日々。
毎日同じおもちゃで遊んでいると、子どもって飽きませんか?
でも、そのたびに新しいおもちゃを買うわけにもいかず…
それに、「買ったおもちゃ=わが子の発達に合っている」とも限りません。
わが家の息子も月齢に応じたおもちゃを買ったものの、うまく遊べなかったことがあります。
息子の成長スピードとおもちゃが合っていなかったのです。
そんなとき、私は自分で息子好みにおもちゃを作っています。
とはいえ、図画工作は苦手…。
そんな私でも作れた簡単&シンプルなのに夢中で遊べるおすすめおもちゃを紹介します!
ここでは息子が生後6か月~1歳ごろに作ったおもちゃを、実物写真とあわせて紹介します。
また、実際に息子が遊んだときの反応もあわせてお伝えします。
・手作りおもちゃを作ろうか悩んでいる
・どんな手作りおもちゃだと子どもが楽しめるのか知りたい
・簡単に作れて楽しめるおもちゃが知りたい
手作りおもちゃをつくるようになった理由
まず、なぜ私が手作りおもちゃをよく作るようになったかをお話しします。
手作りおもちゃを作ろうか悩んでいる方は参考にしてください。
買ったおもちゃに飽きてしまった
息子は1人目ということもあり、新しく買ったおもちゃがたくさんあります。
また、保育園に行っていないので、毎日家で一緒に遊んでいます。
そうなると、いくら新しいおもちゃがたくさんあっても、何日も経つと飽きてしまいます。
もちろん、飽きずに毎日遊ぶおもちゃもあります。
でも、全部が全部そうとは限りませんよね…
買ったおもちゃで遊ばない
息子の月齢に合わせて買ったおもちゃが、まだうまく扱えずに遊べなかったということもありました。
例えばこちら。
指先を細かく動かせるようになってほしくて購入したのですが、息子にはまだ早かったようで…
購入当時はうまく遊べませんでした。
数か月後、一人で遊べるようになりました。
指先運動の発達がゆっくりだったのだと思います。
この時に、各おもちゃに記載されている「遊びに適した月齢・年齢」はあくまでも参考であって、わが子に必ずしも合うとは限らないと痛感しました。
それも相まって、息子に合った手作りおもちゃを作りたい気持ちがより高まりました。
身近にあるもので簡単に作れる
ラップの芯、牛乳パック、空き箱…など。
身近なものを使って簡単に作れるのも、私がおもちゃ作りを楽しめる理由の一つです。
特別な材料を用意しなくても、家にあるもの、しかも普段なら捨ててしまうようなものがおもちゃに変身するのです。
材料にお金がかかってしまうなら、買った方が良いと感じるかもしれません。
でも、捨てる予定だったものがおもちゃに生まれ変わるなら、作ってみようかなと思いませんか?
このあと紹介するおもちゃ以外にも、例えばこんなものも作りました。
・味付け海苔の容器にカラーボールを入れたもの
・小さいペットボトルに大粒のビーズを入れたもの
・チップスターの筒にカラーボールを入れたもの
・ラップの芯にマスキングテープを巻いたもの
このように、ちょっとした空き容器などを使うだけで、即席おもちゃを作ることができます。
筒など転がるものは追いかけて遊べるので、ハイハイや一人歩きができるようになった頃におすすめです。
手作りおもちゃと息子の反応
では、ここからは実際に私が作ったおもちゃを紹介します。
ミルク缶のぽっとん落とし
こちらは手作りおもちゃの定番、ミルク缶を使っています。
本体はシンプルに。
缶の側面にはフェルトを、蓋の部分には色画用紙を貼って、簡単に仕上げました。
その分、落とすものには少し時間をかけました。
アンパンマンとバイキンマンのワッペンとフェルトを使い、楽しい感じに仕上げています。
ちなみに、ワッペンは剥がれて誤飲するのが怖いので、4か所ずつ縫い付けています。
中身はペットボトルのキャップです。
2つを重ねてビニールテープで固定し、その上からフェルトを貼っています。
これは息子が生後10か月ごろに作りました。
しかし、このサイズのぽっとん落としは息子にはまだ難しくてできませんでした…。
そこで、空き箱を使ってもっと大きい穴を空けたぽっとん落としも作りました。
アンパンマンの鼻の部分に穴を空けて、カラーボールを落とせるようにしたものです。
このミルク缶を使ったぽっとん落としは、キャップの中にビーズを入れておいたので、マラカスのように振って音を鳴らして遊んでいました。
他にも転がして追いかけたり、親が積んで息子が崩したり。
ぽっとん落とし以外にもさまざまな遊び方が楽しめました。
息子が一人でぽっとん落としができるようになったのは、1歳を過ぎてからでした。
こちらもコツがつかめるとますます楽しいようで、大好きなおもちゃです。
1歳後半になってからも、時々引っ張り出してきて遊んでいました。
ビジーボード
ダイソー商品を使って、ビジーボードを作りました。
息子が生後8か月の時に作りましたが、1歳を過ぎてからも大好きで、よく遊んでいました。
別記事にて詳しく紹介しているので、よければこちらをご覧ください。
牛乳パックの積み木
牛乳パックを切って、組み立てて、フェルトを貼りました。
振って遊べるように、中に小物を入れて音が鳴るようにしています。
長方形にはペットボトルのキャップ、正方形には鈴、三角には木製のボタンを入れて、形ごとに音を変えています。
大きさは、息子が片手で持てるサイズにしています。
また、角がとがっていると危ないので、フェルトを貼ってカバーしています。
こちらも振って音を鳴らして遊んでいました。
また、親が積んで息子が崩すという遊び方も大好きでした。
センサリーボトル
こちらも手作りおもちゃの定番。
空のペットボトルの中に、水のりと水、ビーズなどを入れて、蓋をします。
実はこれ、一度失敗してしまい、二回目の作品です。
失敗作は水のりと水の配合に失敗して、ビーズが全然動きませんでした…。
キャップが外れてしまわないように、接着剤とビニールテープで固定しました。
その箇所を息子が舐めるといけないので、フェルトを貼ってカバーしています。
使用するボトルは、R1のボトルがおすすめです。
失敗作はコーヒーのミニボトルを使ったのですが、子どもの手には大きすぎました。
R1のボトルは子どもの手作りおもちゃにぴったりなサイズです!
これはお風呂上がりの着替えタイムに大活躍でした!
1歳前後のころ、お風呂上がりの着替えが嫌な時期がありました。
そのときに、着替えイヤイヤモードの息子に渡すと、ビーズのゆったりした動きをじーっと見て、心を落ち着かせていました。
それ以外の場面でも、コロコロ転がして追いかけたり、ブンブン振ってキラキラを見たりして遊んでいました。
無限ティッシュ
子どもが大好きなティッシュ取り放題を叶えるおもちゃです。
私はALL100均で作りました。
ティッシュを入れる箱が紙製で、息子がカミカミしてしまうので、フェルトを貼りました。
中には繰り返し使えるよう、キッチン用品のふきんを入れています。
中のふきんは40枚ほど入れていましたが、夢中で引っ張り出すのであっという間に空っぽに!
中身を補充したい母 VS とにかく引っ張り出したい息子!
わちゃわちゃしながら一緒に遊んでいました。
ただ、このおもちゃの難点は補充がすぐにはできないことです。
スッと引き出して遊べるように、折り重ねて入れなければならず…。
あっという間に空になってしまうので、一人で長時間遊ぶのは難しいです。
私は回収&折り重ね作業も楽しかったので、まったく苦ではなかったです。
「面倒くさい」と感じる方は大変かもしれません。
こちらも息子のお気に入りのおもちゃで、ふと見たらふきんまみれになっている姿がかわいかったです。
このおもちゃは、ずりばいを始めたころから歩き始めるころまでよく遊んでいました。
まとめ
手作りおもちゃを紹介しました。
私は「ぽっとん落としができるようになってほしい」「追いかけて遊んでほしい」など、息子が遊ぶ姿をイメージして作っていました。
とはいえ、家事・育児をしながらおもちゃを作るのは大変ですよね。
しかも私は絵も上手く描けないし、センスもないし、おしゃれなものは作れないし…。
見ていただいた通り、どれもシンプルなものばかりです。
それでも何度も失敗したり、やり直したり、イメージ通りにいかなかったりしました。
そんな私でも、工作する時間は息抜きができるような気持ちになれて、すごく楽しかったです。
それに何より、自分が作ったおもちゃでいっぱい遊んで笑顔になる息子が見れるのが、とても嬉しかったです!
難しく考えずに。
まずは身近にあるものから。
簡単工作でオリジナルおもちゃを作ってみませんか?
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